米大統領選に向けた民主党候補指名争いは3日、序盤の山場である「スーパーチューズデー」の投票が行われ、ジョー・バイデン前副大統領が多くの州で勝利した。この結果を受け、29日に行われたサウスカロライナ州予備選での同氏の勝利がまぐれではなかったこと、これから予想されるバーニー・サンダース上院議員との長期戦で、バイデン氏が有力な支持者基盤を形成する可能性があることが明確になった。初戦のアイオワ州とそれに続くニューハンプシャー州で敗北し、出だしでつまずいたバイデン氏だが、3日に予備選が行われた14州のうち、2番目に代議員数の多いテキサスのほか、ノースカロライナ、バージニアを含め、少なくとも9州を制した。
米民主党スーパーチューズデー:重要ポイント
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