ホワイデーの品物に悩むおじさんは多い
ホワイデーの品物に悩むおじさんは多い Photo:PIXTA

義理チョコであれ本命チョコであれ、人からの贈答物にはお返しが必要。しかし異性、しかも年代が違う相手へのプレゼントとなると、何を渡していいのかさっぱりわからない人も多いだろう。世のおじさんたちは、どのようにお返しの正解を探り当てているのか。(取材・文/フリーライター 武藤弘樹)

もらえば喜ぶ条件反射
男性の愛すべき?性(さが)

 原則的に、バレンタインは女性が好意や感謝をチョコに乗せて伝えるすてきなイベントであるが、職場においては義理チョコの持つ厄介な部分が果てしなく膨張するため、最近バレンタインを禁止する会社も出てきた。

 とはいえ“禁止”はやはり強い姿勢であり、経営陣の思い切りがよくないとなかなか実現しない。「あまり奨励していないが一応OK」「自粛を呼びかけはするが禁止まではしない」といったスタンスの会社も散見される。そして、以前ここの連載でも触れたが、禁止になったらなったで今度は「闇の義理チョコ」が跋扈(ばっこ)するようなケースもあり、なんだかんだで世の中、2月14日にはチョコの受け渡しが行われる職場もまだ多いのである。

 女性社員からのしがらみまみれの義理チョコとはいえ、男性はもらえればうれしい。「好いてくれている」とまでは思わなくても、「存在を許されている」くらいには感じることができる。妄想上手な男性なら「なんだ、かいがいしくこんな義理チョコなんか用意してくれて。俺もお前が好きだぜ…」と悦に入ることもできる。その精神状態で口に運ぶチョコはさぞかしうまかろう。