5日の米株式市場は急反落。新型コロナウイルス感染拡大に起因する景気悪化懸念が引き続き市場心理の重しとなり、相場は不安定な動きが続いた。  ダウ工業株30種平均の終値は前日比969.58ドル(3.58%)安の2万6121.28ドル。S&P500種指数は106.18ポイント(3.39%)安の3023.94、ナスダック総合指数は279.49ポイント(3.10%)安の8738.60で取引を終えた。  市場では、新型ウイルス感染がどの程度拡大するか見通せないことから、株式相場の乱高下は続くとの見方もある。