現在、フランス・パリで余生のような生活を送り、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」や新サービス「ペンギン村」の管理人を続ける、ひろゆき氏。
早くも3万部を突破した今回の新刊1%の努力』(ひろゆき・著)では、いかに彼が今の立ち位置を築き上げてきたのか、その「考え方の考え方」について語った。

「時間が有り余ると『何か』がしたくなる」
「明日やれることは、今日やるな」
「時間の優先順位を決めておこう」(本書内容より)

今回は、「時間術」がテーマだ。

奴隷のような生き方をしていないか?

僕たちは「幸せ」を感じるために「自分の時間」が必要だ。好きな趣味や家族と過ごす時間は、増えれば増えるほどいい。

ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

それなのに、仕事が忙しくなってくると「時間がない」が必ず口グセになっていく

自由な時間や趣味の時間を削り、楽しみをどんどん無くしてしまったら、それこそ奴隷のような生き方になってしまう。

そんな人生にならないために、1つ、有名な話をしよう。

「優先順位」を決める思考法

何をすべきかを決めるための思考法がある。

もし、僕が学生たちの前で講演会をすることがあったら、1つの話を披露しようと思っている。
ネット上で有名な「この壺は満杯か?」の話だ。
知っている人もいるかもしれないが、知らない世代の人も増えているようなので、少し長いが引用する。

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「この壺は満杯か?」の話

「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺 を取り出し教壇に置いた。その壺に、彼は一つ一つ  を詰めた。壺がいっぱいになるまで  を詰めて、彼は学生に聞いた。

「この壺は満杯か?」

教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの 
砂利 を取り出した。
砂利 を壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を 砂利 で埋めていく。そしてもう一度聞いた。

「この壺は満杯か?」

一人の生徒が「たぶん違うだろう」と答えた。
教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の下から 
 の入ったバケツを取り出した。
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。

「この壺は満杯か?」

学生は声を揃えて、「いや」と答えた。教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと  を注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」
一人の学生が手を挙げた。
「どんなにスケジュールが厳しいときでも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込むことは可能だということです」
「それは違う」と教授は言った。

「重要なポイントはそこではないんだよ。この例が私たちに示してくれる真実は、大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とない ということなんだ」

君たちの人生にとって「大きな岩」とは何だろう、と教授は話しはじめる。
それは、
仕事 であったり、であったり、愛する人 であったり、家庭 であったり、自分の夢 であったり……。
ここでいう「
大きな岩」とは、君たちにとって一番大事なものだ。

それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君たちはそれを永遠に失うことになる。
もし君たちが 
小さな砂利 や  、  など、自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、君たちの人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。

そして 大きな岩 、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果それ自体を失うだろう。

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さあ、どうだっただろう。
人生において何を優先させるかは、一度じっくりと考えておいたほうがいい。