米実業家イーロン・マスク氏が率いる米宇宙開発ベンチャー、スペースXは衛星ブロードバンドのサービス提供へ向け、連邦補助金の獲得を目指している。競合会社はスペースXの衛星技術が立証されていないとして反対の声を上げている。記録によると、スペースXは米国内の遠隔地へインターネット接続サービスを拡大するため、自社が連邦補助金を獲得しやすくなるような方針変更を提案するよう、米連邦通信委員会(FCC)を説得してきた。FCCはスペースXに補助金を支給するかまだ決定していない。スペースXはコメント要請に応じていない。同社はFCCに宛てた2月20日付の書簡で、自社の衛星システムで高速インターネットを提供できることが証明されたと述べていた。