米大統領選の民主党候補指名を目指すジョー・バイデン前副大統領は12日、米国は新型コロナウイルス感染拡大への包括的な公衆衛生および経済面での対応が必要だと述べ、自身が政権を担う場合の危機対応策を提言した。同氏は出身地ペンシルベニア州に近いデラウェア州ウィルミントンでの講演で、科学に立脚する専門スタッフと共に新型ウイルス感染拡大と闘うため積極的に対応しなければならないと述べた。また、ドナルド・トランプ大統領が11日夜にホワイトハウスのオーバルオフィス(大統領執務室)で行った演説で新型ウイルスの感染拡大を「外国のウイルス」と表現したことについて、これで「トランプ政権によるこれまでの不適切な判断に関する説明責任から逃れられるものではない」と述べた。
バイデン氏、新型ウイルス対策案示す 無料検査など
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