自動車免許を取得するような年代、今時の若い人というのは、親にすら叱られたことのない人が多く、少しでも厳しく言われると、もう来なくなってしまうそうです。とはいえ、安全のことを考えれば厳しく指導することも必要です。

 どうすればいいのか。その答えをこの教習所は「ほめる」ことの中に見つけました。

 最近は南部自動車学校がメディアで取り上げられることが増えてきました。

 先日もあるワイドショーで紹介されました。「ほめる」教習の実際の映像がスタジオで紹介された後、1人のコメンテーターがこう言いました。

「この自動車学校はいいですね。ただ、ほめることで危険なドライバーが増える心配はないのでしょうか?」

 なるほど、もっともな疑問です。

 南部自動車学校は、「ほめる」ことを導入し始めて、生徒数が増えている中で、卒業生の検定合格率が上がりました。そして、何よりも素晴らしいのが、生徒が3倍に増えたにもかかわらず、卒業生の事故率は半減しているのです。下のグラフは三重県警が発表している数字をグラフにしたものです。これを見れば、「ほめる」がどれほどの成果をもたらしたか一目瞭然でしょう。

8割ほめて
2割叱る

 南部自動車学校は、ほめるだけではなりません。しっかり叱ります、注意をします。割合でいうと8割ほめて、2割叱るイメージです。

 運転技術の向上は、しっかりほめて認めてあげる。安全に関することは、しっかりと注意をする。そして、順番を大切にしています。まずは、「ほめる」ところから入っていく。

 どんな小さなことでも、当たり前のことでも、まず「ほめる」。