西村貴好
第6回
「ありがとう」の反対は「当たり前」です。したがって、「当たり前」を支え続けている人たちは、「ありがとう!」や「感謝」から最も遠いところで働いているのかもしれません。今回は、そんな「当たり前」を支え続ける、自動車ドライバーにはおなじみの業務を行う会社の、風土改革の取り組みをご紹介します。

ほめることで人と組織を活性化する「ほめ達」の効果は、何もビジネスだけの話ではない。スポーツにおけるチーム力の向上においても、大きな結果を残すことが可能である。今回はバレーボールの元日本代表である益子直美さんの取り組みを紹介する。

第4回
「ほめる」の反対は「叱る」と思われがちであるが、ほめる達人は「叱る」ことを否定していない。もちろん不必要に叱ることは避けなければならないが、上司として時には部下を叱らなければならないこともある。では、その際に何に注意すべきなのか。たった1つのことを意識するだけで、部下の受け止め方ががらりと変わる、とっておきの方法をお伝えしよう。

第3回
少子化、若者の車離れ、自動運転の実用化などにより、斜陽産業となりつつある自動車教習所。だが、三重県伊勢市の南部自動車学校は、「ほめちぎる教習所」として話題を呼び、過去5年で生徒数は約3倍に増加している。その人気の理由はほめることを活用した、自動車教習所の新たな価値の提供にある。

第2回
かつて2015年に経営破綻したスカイマークは、その後、ファンド主導で再建を行い、わずか2年で復活を遂げた。当時、新経営陣が重視したことの一つが、風通しの良い組織風土作り。そこで注目したのが「ほめ達研修」だった。今では約600人の社員がほめ達というスカイマークは、いかにして組織風土を変革したのか。

第1回
「やってみせ、言って聞かせて、みせてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」は、連合艦隊司令長官の山本五十六の名言で知られる。仕事であれ家庭であれ、「ほめる力」は、人を育て、組織を成長させる上で、最強のツールの1つといえる。お世辞やおべんちゃらではなく、心の底から相手の良さや価値を見いだす「ほめる力」を身に付けるにはどうすればいいのか。
