7ヵ月待ちの、マンツーマン美容コーチング+ヘアメイクレッスン「ビューティチェンジ」で1000人の女性の変身をお手伝いしてきた姉妹ユニットの姉・山口直美さん(ヘアメイクアップアーティスト)と妹のeriさん(メンタルコーチ)の初の著書「激変!ビフォア・アフター-今のあなたを最も美しく魅せるヘアとメイクの法則」が、発売早々話題となっている。
本書では、女性30代~40代で、多くの人が経験する「今まで似合っていたものが似合わなくなる問題」を、ヘアとメイクを変えることで解決。40代以降でも驚くほどの美の伸びしろがあることが明らかにしている。
本書の中から、少し変えるだけで、劇的に洗練された大人になれる、ヘアやメイクの法則とテクをご紹介する。
ほとんどの人に合う「テラコッタカラー」
普段の口紅の色はベージュピンク、という人は結構多いですが、40代以降で言うと実はベージュピンクはとても難しい色です。これまで唇に色があることの大切さを繰り返し言ってきましたが、ベージュピンクというのはなじみ色すぎて大人の唇には少し物足りな
い。人によってはかえって老けて見える色です。
みなさんは、なんとなく安心感だけでベージュピンクを選んでいるのだと思うのですが、ベージュピンクをきれいに見せるためには、肌をパーフェクトに作りこまないといけません。肌にも髪にもツヤがあるなどさまざまな条件がそろっていないと、ベージュピンクの
唇を素敵に見せるのは難しいのです。
そこで、どんな人にも似合うオールマイティな口紅の色をご紹介したいと思います。それは、オレンジがかったブラウン、テラコッタカラーです。ニュアンスの違うテラコッタカラーが各ブランドから出ていますので、その色レンジの中で選ぶと失敗がないと思います。
代表アイテムを挙げるなら、セルヴォークのディグニファイド リップス09です。これはブランドを代表する人気カラーで、発売当初は入手困難だったほど話題のリップ。ラフにぐりぐり塗ってもサマになるツヤ感、シアー感のあるテラコッタで、日本人の肌になじんで本当にパーフェクト。そして大人の肌に品のいいコントラストをつけてくれます。ちなみに同じ色のエンスロール グロス03も出ていますので、ジューシーなツヤもお好みでプラスできます。
口紅選びでツヤかマットかで悩まれる方がいますが、季節感、トレンド、肌の質感とのコントラストの好み(ツヤ肌なら唇はマットにするなど)で自由に選べばいいと思います。ただし、マットな口紅は乾燥しやすいので、きれいな状態を保つのに少しテクニックがいります。一般的には、唇にはツヤがあるものの方が使いやすいと思います。