【ワシントン】米上院は18日、新型コロナウイルス感染拡大の影響に関する対策法案を可決した。米家計へ5000億ドル(約54兆円)給付する案を含め、議会は総額約1兆ドルに上る新たな法案を巡る交渉を重ねてきた。  対策案には、新型ウイルスの無料検査提供や、危機の影響を被った従業員に中小企業が少なくとも2週間の有給病気休暇を付与することを義務付ける内容が盛り込まれた。