3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられる無免許運転。スピード違反などと比べると検挙数は少ない犯罪だが、2018年も2万人近くが検挙された。免許保有者1000人あたりの検挙件数が多い順に、都道府県をランキングした。
1位は沖縄県
2位は奈良県がランクイン
全国的にみて、無免許運転検挙数はスピード違反などと比べれば、検挙数は少なめ。2018年は1万9413人が検挙された。違反理由は様々で、免許取得前の若者だったり、交通事故や交通違反の繰り返しによって免許取り消しなどになった人が運転してしまうといったケースもある。
また、近年問題になっているのは免許を自主返納した高齢者が、運転したくてハンドルを握ってしまうケース。免許返納後に運転をして人をはねる事件も起きるなど、新たな社会問題となっている。
本ランキングでは、免許保有者1000人あたりの無免許運転検挙件数が多い都道府県順に並べた。1位は沖縄県(0.857)、2位は奈良県(0.395)、3位は山梨県(0.385)となった。トップの沖縄県は、2位以下をダブルスコア以上で引き離している。
それでは気になるランキングを見てみよう。
※「無免許運転検挙件数」は警察庁「平成30年の犯罪」より、「運転免許保有者数」は警察庁「運転免許統計(平成30年版)」より。
(ダイヤモンド編集部 津本朋子)