新型コロナウイルス流行による混乱は、米司法省と11万3000人を超える職員の働き方にも及んでいる。  連邦裁判所が大幅に業務を縮小する傾向にある一方、刑務所は受刑者の感染対策に取り組んでいる。刑事訴訟は延期され、多くの検事が在宅勤務を行い、捜査や訴訟のための移動が不可能となっている。  ウィリアム・バー司法長官自身は、検査で後に陽性と判明した数人と接触したが、疾病対策センター(CDC)の勧めで検査は受けていない。バー氏によると、接触してから2週間以上が経過しているが、症状は出ていない。