“電通案件”疑惑を
産まないためにどうすればいいか?

 作者自身もTwitter で3月22日に「ワニの話しは自分1人で始めました。それから色んな人が付いてきてくれました。1人1人と話をして、自分なりにしっかり見極め、信じて、この人になら任せてみてもいいかな、と思った結果が『今』に繋がっています」と、改めて“電通案件”を否定している。

 ここまで述べてきたように、マーケティング業界の常識に照らし合わせて考えてみても、作者の電通案件否定は信頼できるのではないかと、筆者は考えている。

 今後のために、一マーケッターとして、提案をしたい。これからも何か新しい事業を発表するたびに、電通案件という外野の声が収まらないのであれば、積極的な情報開示を行うのだ。

 たとえば、具体的に時系列でどのような経緯があり、初めの掲載から100日目を迎える間に、どのようなさまざまな話が持ち込まれたのかを公表する。実現したプロジェクトだけでなく、断った「無理筋の話」なんかも発表するといい。

 再現ドラマにすれば、理解度が深まり、疑惑の大半は解消されるであろう。

【訂正】記事初出時より以下のように修正しました。2ページ目7段落目:ベイシア→ベイシカ(2020年3月26日10:55 ダイヤモンド編集部)