新山勝利
牛丼、カレー、回転寿司、高級寿司の「古米率」は何パーセント?【飲食店コンサルタントが教える】
米の値上がりが止まらない。備蓄米が市場に出回るようになり「初めて古古米や古古古米を食べた」という読者の方もいるのではないだろうか。「それでも古米は食べたくない」という声が聞こえる昨今だが、実はあなたも私も古米を食べているのだ。牛丼、カレー、回転寿司、高級寿司にはどれくらい古米が含まれているのか。飲食業界のマーケティング・コンサルタントが、外食産業の「驚きの古米事情」を明らかにする。

残念ですが、「1700円備蓄米」放出だけでは問題は解決しません…“令和の米騒動”が終わらない本当の理由とは?
米の高騰が止まらない。3年前の6月に5kg1757円だったのが、今や4285円、史上最高価格を更新し続けている。小泉進次郎氏が5月末に農林水産大臣に就任、備蓄米を大量放出したことで事態は大きく動き始めたが、そもそもの原因は何なのか。今回の騒動が起きた理由、そして日本の米の流通の課題を解説する。

「サイゼリヤ1号店」の波乱万丈すぎる運命…ヤクザのトラブルで全焼→再建→2000年に営業終了→今も家賃を払い続けるワケ
サイゼリヤの1号店は、千葉県市川市にある……いや、あった。1968年にイタリアンレストランとして始まったサイゼリヤの1号店は2000年に営業を終了したが、形を変えて今も存続している。しかしあと約2年ほどで取り壊しが決定しているのだ。サイゼリヤ1号店はどんなところなのか?実際に1号店を訪ねたときの様子を、写真多めで紹介したい。

そんな店あったの!?日本で唯一の「サイゼリヤ食べ放題店」利用条件が厳しすぎた
「サイゼリヤに、食べ放題店舗がある」そう聞いたら、ほとんどの人は「そんなのあるの?」と意外に思うのではないだろうか。全国にチェーン展開しているファミリーレストランのサイゼリヤだが、実は千葉県に1店舗だけ、食べ放題サービスを提供する店舗が存在する。価格は1100円で、ここでしか食べられない限定メニューもあった。今回は「サイゼリヤ食べ放題」を体験した様子を紹介したい。

UberEats配達員をやってみて垣間見た「令和の人間模様」、芸能人・キャバ嬢・殺人事件のマンション…
コロナ禍を契機に急成長したフードデリバリー業界。一時期は配達員バブルが起き、月収100万円稼ぐ猛者も現れた。当時に比べると外出規制のない今はそれほど“おいしい仕事”ではなくなったというが、いったいどれくらい稼げるものなのか。実際に配達員をやってみると、令和の人間模様が観察できたり、話題のマンションの中に入れたりとなかなか面白い体験だった。まったくコツを知らない状態で、電動アシスト自転車(装備は無課金)でチャレンジした10日間。いくら稼げたかというと……。

UberEatsの配達員を仕事にしたら、いったいどれくらい稼げるのか?10日間試してみたが、ノウハウや装備なしではなかなか厳しい現実を思い知らされた筆者(前編)。しかし中には月に100万円以上稼ぐような猛者がいるのも事実だ。後編では実際に月40万円稼いでいるUberEats配達員に取材した内容を踏まえ、フードデリバリーの配達員として月収40万円稼ぐための戦略を考える。記事の最後には、具体的なコツやポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。

弁当がまさかの299円!それでも銀座オーケーが「安売りスーパー」ではない理由
2023年10月、高級店が立ち並ぶ東京・銀座にオープンした「オーケー銀座店」。1都3県に出店するオーケーの旗艦店であり、都心店舗網を拡大中の同社にとっては今後を占う重要な店舗でもある。銀座の超一等地で299円、399円の弁当を売るオーケーを、筆者が「安売りスーパーではない」と断言する理由、そして「損して得取れ」精神とは?

「値が張るだけの高級すし店」と「一流すし店」を分ける、接客の格差とは?
先月、東京・南麻布の高級すし店で起きたトラブルがSNSで炎上した。客単価5万円以上のお店であるということで、「高級すし店」への興味が高まっているようだ。高級すし店では、高価な魚や酒が楽しめるのはもちろん、実は大衆店とは違う心配りがあるのをご存じだろうか。本記事では、高級すし店かどうかを分けるポイントについて紹介したい。

フランス料理界の「人間国宝」となった日本人シェフが語る、人生を変えた“フレンチの神様”の一言とは?
フランス版人間国宝とも呼ばれる「M.O.F.」を、日本人で初めて受章するという偉業を達成した、「ガストロノミー“ジョエル・ロブション”」の総料理長、関谷健一朗氏。世界最高峰のフランス料理のシェフになるような日本人はどんな人生を歩んできたのか?関谷氏にインタビューした。

フランス料理界「最高峰の称号」を外国人で初受章!“超難関審査”の舞台裏を関谷シェフが明かす
昨年、東京のフレンチレストラン「ガストロノミー“ジョエル・ロブション”」の総料理長、関谷健一朗氏が「M.O.F.」を受章した。といっても、ほとんどの日本人はそれがどれほどとんでもない偉業なのかは知らないと思う。M.O.F.はフランス版人間国宝とも呼ばれ、日本人初どころか、料理部門でフランス人以外が受章したのも初めてというくらいなのだ。そんな関谷氏に直接話を伺うチャンスに恵まれた。前編ではM.O.F.とはどんな審査があって受章者が決まるのか、後編では世界一のフランス料理のシェフになるような日本人はどんな人生を歩んできたのかについて紹介したい。

日本人より中国人が多く住む「埼玉・川口」芝園団地、巨大団地のお祭りで見た意外な光景
埼玉県川口市は、日本でも1~2位を争うほど外国人住民の多い自治体であることをご存じだろうか。今回取り上げる川口芝園団地は、特に中国人住民が多く、日本人より大勢住んでいることで知られる。多文化共生の優秀な事例として、国際交流基金から表彰されたこともある団地なのだが、実際どのように中国人と日本人が共生しているのだろうか? 祭りに参加してみると、予想とは違う側面が見えてきた。

WBCの取材で日本を訪れた外国人記者が日本のフルーツサンドに感銘を受け、SNSで紹介する様子が話題になった。最近ではコンビニでもよく見かけるようになり、人気が定着しているフルーツサンド。その歴史をひもときながら、おいしさや人気の理由を解説しよう。

客離れが深刻といわれる「いきなり!ステーキ」で、顧客サービスの「肉マイレージ」のシステムが改定された。それまで“改悪した”と不評だった前のシステムから、ほぼ旧来に戻されたのだ。今回は「肉マイレージ」を活用した業績改善策を提案したい。

回転ずし大手「スシロー」の店内で迷惑行為をする動画が拡散し、他の飲食チェーンでも同様の被害が相次いで発覚するなど大きな問題となっている。今回は、こうした迷惑行為が起こった原因を解説するとともに、回転ずしで迷惑行為を完全になくすための対策を提案したい。

新春恒例のマグロの初競り。今年は大間のクロマグロが3604万円で競り落とされて話題となった。マグロの初競りに見られるように、日本人は初物が好きである。今年の初競りマグロを実際に食べてみた感想と併せ、日本人の「初物好き」について解説しよう。

セブン&アイ・ホールディングスが子会社のそごう・西武を米投資ファンドに売却。経営はヨドバシの手に委ねられることになった。家電量販店のヨドバシは、百貨店のそごう・西武をいかに変えるか? 大胆に予想する。

韓国料理チェーン店を展開する韓流村がグルメサイト「食べログ」を訴えた裁判はいまだ続いている。この冬に第2ラウンドに突入するが、韓流村の任社長の人物像に迫りながら、改めて「食べログ裁判」のポイントを振り返りたい。

「駅そば好きが最後にたどり着く」「駅そば日本一」ともいわれ、そば鉄(そば好きの鉄道ファン)からも愛され有名だった北海道の音威子府のそばが食べられなくなる。音威子府そばの唯一無二の魅力、そば鉄たちに愛されたその人気の秘密を振り返っていこう。

生でも加熱しても食べられる「完全栄養食品」の代表格、卵は健康食としても効果が改めて見直されている。さらには、万年「価格の優等生」でもあり、いまでも家計の味方である。そして、生以外でも和洋中の万能食材として、また朝昼晩と幅広い料理で大活躍している。今回は日本人が愛してやまない卵について解説しよう。

7月23日(土)と8月4日(木)は、「土用の丑(うし)の日」に当たる。今年は土用の丑の日が2度あるため、うなぎ屋にとってはまたとないビジネスチャンスだ。食べる機会が増える人も多いだろう。そこで今回は、うなぎにまつわる数々の「通説」を徹底検証する。
