米フェイスブックは7日、メッセージアプリ「ワッツアップ」のコンテンツ転送機能を制限する方針を明らかにした。同アプリの最大市場であるインドのユーザー間で、新型コロナウイルスに関する偽情報が増えていることを受けた措置。フェイスブックによると、ワッツアップのユーザーは全世界で20億人を超える。今回の主な変更点は、それまでに何度も転送されているメッセージを受け取った場合、一度に転送できる相手を1人または1グループに制限するというもの。これまでは5人または5グループへの転送が可能だった。ここ数週間に「転送が急増し、ユーザーからは余りにも多い上に偽情報の拡散につながりかねないとの声が寄せられている」という。