――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  半導体メモリーとスマーフォンの世界最大手メーカーである韓国のサムスン電子にとって、対人距離を確保する「ソーシャルディスタンス」措置は現在のところ好材料となっている。しかし、同社の見通しは封鎖措置が解除されたあとの世界の経済状況にかかっている。  サムスンが7日発表した2020年1-3月期(第1四半期)決算の速報値は、売上高が前年同期比5%増、営業利益が同3%増となった。確報値は今月末に発表される予定で、内訳はまだ分からない。