新型コロナウイルスの感染拡大で大きな打撃を受けている米国の航空会社は、連邦政府から多額の支援を受けることになったが、数カ月の時間を稼いだに過ぎない。航空会社が生き残れるかどうかは、新型コロナウイルス関連の制限措置が緩和された際に利用者数がどの程度早く回復するかにかかっている。財務省は14日、給与補助金250億ドル(約2兆7000億円)の支援について大手航空会社10社と合意したと明らかにした。250億ドルは、議会が先月可決した2兆2000億ドル規模の経済対策に盛り込まれていた。