米ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は16日、少なくとも5月15日まで外出制限令を延長すると発表した。新型コロナウイルスの感染が広がる中、住民はできる限り自宅にとどまり、ソーシャルディスタンシング(対人距離の確保)を維持するよう要請した。  クオモ氏は、感染の動向次第で、近隣州と調整しつつ外出制限の解除時期を検討すると述べた。外出制限は3月22日に発令され、不要不急の事業や集会は全て中止されている。  「政府がかつて発令した中でも、生活がとりわけ大きく変化する指針だ」とし、新型コロナの感染抑制には厳しい措置が欠かせないと指摘。