たとえば、「お薦めいただいた○○、次回に感想をお伝えしますね」とか、「次にいらした時には美味しい甘いものを用意してお待ちしてますよ」とか、会話の中であがったものなどを取り上げます。

 そして、口約束でなく実際に行動にしてみる。

 そうすれば、二度目に会って、また三度目も会いたくなると思うのです。

ミッキーマウスの原点は
屋根裏部屋にいたねずみ

 少し話は変わりますが、ウォルト・ディズニーがなぜディズニーランドをつくったかというと、彼の生い立ちに関係しています。

 ウォルトは元々裕福な家で育ったのですが、親が親戚の借金の連帯保証人になっていたことから、経営していた会社がつぶれてしまいます。

 一気に貧乏暮らしとなった彼は、孤独な少年時代を過ごすことになるのです。

 その当時、住んでいた家の屋根裏部屋に一匹のねずみがいたそうで、彼はそのねずみをペットにして心を癒したといいます。

 ミッキーマウスというのは、その時のねずみが元となって生まれたキャラクターです。世界大戦後の不安定な世の中で、“何とか人を元気づけるものをつくりたい”。その時ウォルトが思い出したのが、屋根裏部屋のねずみだったのです。

 そのねずみが、アニメーションとなり、ディズニーランドというテーマパークの看板キャラクターとなり、現在まで続いています。

 つまり、記憶に残るほどのいい印象というのは、どれだけ時が経っても忘れません。

 自分の外見であったり、言葉であったり、また行動であったり。こういった人への小さな気づかいが、忘れられないイメージをつくってくれます。

 大きなサプライズも時にはいいかもしれませんが、それ以上に簡単な方法は、細かい配慮を欠かさず、人に興味を示し、約束を守り、行動を積み重ねていくことです。