超速フレームワーク
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フレームワークとは「思考の枠組み」のこと。元マッキンゼーで、現在は経営者へのエグゼクティブコーチング、人材戦略コンサルティングを行う大嶋祥誉氏が、新刊書『超速フレームワーク』を上梓。本書からの抜粋で、本当に使える実用性・汎用性の高い鉄板フレームワークをわかりやすく紹介していく。今回は、物事の優先順位を整理するうえでとても便利なフレームワーク、「2軸マトリクス」について。

ヨコ軸とタテ軸で、
あらゆるものを整理・分類

 物事をスムーズに進めていくためにもっとも大切なことは、優先順位をつけることです。何が重要で何が重要でないのか、その判断を明確にすることで、やることの順番が決まり、段取りよく進めることができるのです。

「優先順位の高いもの」と「優先順位の低いもの」を分けるフレームワークとしては、「2軸マトリクス」が有用です。

 マトリクスとは「母体・基盤」の意味で、生物学や電子工学でも、よく使われる言葉です。

 経営やマネージメント、マーケティングで使われる「2軸マトリクス」とは、ヨコ軸とタテ軸の2つの軸で、あらゆるものを整理・分類する技法のことです。

「2×2」で4つの象限になることから、「4象限マトリクス」とも呼ばれます。

 緊急度をヨコ軸に、重要度をタテ軸に置けば、「緊急度・重要度マトリクス」として、物事を判断・実行するときの優先順位を明らかにするのに効果的なフレームワークとなります。