新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響を受けた米国の州知事らが、それぞれ異なる行程で経済を再開させようと試みている。南部では一部州知事らがビジネス再開に動く一方、検査態勢が強化されない中での判断に懸念の声を上げる知事もいる。  南部ジョージア州ではスポーツジムやボウリング場、理容院など必要不可欠とされないビジネスも早ければ24日からの再開に向け準備中だが、知事の判断には一部の市長が反発。同じくサウスカロライナ州でも一部の小売業者が再開の準備を整えたほか、テネシー州のほとんどの郡では制限の影響を受けていた事業が5月1日から営業を再開できる。