米労働省が23日発表した4月18日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は442万7000件と、前週の520万件を下回った。ただ、依然として記録的な水準で、労働市場の悪化が続いていることが示された。新型コロナウイルス対策で企業活動が停止した3月中旬以降、申請件数は累計で2600万件超となった。申請件数の増加に伴い、失業保険の受給者数も増えた。4月11日までの週の継続受給者数は1600万人と、前週の1200万人から増加。比較可能な統計が始まった1967年以降で最多となった。継続受給者数は新規申請件数から1週間遅れで発表される。一部のエコノミストは失業保険の申請件数は3月後半の700万件近くでピークに達した可能性が高いと指摘する。先週は大半の州で新規申請件数が減少した。
米新規失業保険申請、先週は約440万件 継続受給は過去最多
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