結婚式。それは本来ならば夫婦の一大イベントであり、お世話になった人々へ感謝を伝え、2人の絆をより強くする場である。しかし、そんな結婚式が引き金となって夫婦関係に亀裂が生じることも。数々の新郎新婦の結婚式事情を間近で見てきたウエディングプランナーに、結婚式でわかる相性の悪い夫婦の特徴を聞いた。(清談社 藤野ゆり)

結婚式の準備で
価値観の違いがあらわに

ウエディングプランナーが語る「結婚式でわかる相性の悪い夫婦」とは...?
双方の両親なども巻き込んだ、金銭感覚の違いによる諍いが起こりやすい「結婚式」。見栄を張った豪華挙式は、必ずしも夫婦のためにはならないようだ Photo:PIXTA

「幼い頃からの憧れだった結婚式。張り切る私を横目に、彼は打ち合わせの段階からすべて任せっきりで、何を聞いても面倒くさそうにするだけでした。さらに引き出物だけは俺が決めたい!というので任せていたら、選んだ食器のセンスが最悪で絶句。これからこの人と一生を共にすることが、一気に不安になりました」

 そう話すのは、昨夏に都内で式を挙げたばかりの山口真弓さん(仮名・30歳)。結婚式は長年の夢だったが、新郎の非協力的な姿勢や価値観の違いによって、準備中はイライラしっぱなしだったという。

 挙式の準備中「たくさんけんかをした」と語る夫婦が多いのも、改めて価値観や生き方の差異が浮き彫りになるからだろう。

 一方、結婚式にかかる費用でもめたという高橋伸二さん(仮名・27歳)は、式を機に相手の両親に対して強い嫌悪感を抱くようになったという。

「結婚式の費用500万円のうち、僕の親は半分ほど金銭的援助をしてくれたのですが、彼女の家は一切お金を出してくれませんでした。まあそれはいいかと思ったのですが、さらにご祝儀すら包んでくれていなかったことが判明して、さすがにショックで・・・。『料理がイマイチだった』なんて笑い話にしていたと聞いて、彼女のご両親とうまくやっていく自信がなくなりました。今は極力会わない方法を考えています」