コロナ禍の今こそ考えるべき3つの行動とは?
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今、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、ビジネスや日々の仕事にも多大な影響を及ぼしている。こういう情勢の中、経営者やマネジャーは何を考え、どう先々につなげていけばいいのだろうか。直近、私とつながりのある方々と話していて感じた「今考えるべきことと、3つの行動すべきこと」をここでお伝えしたい。(オラクルひと・しくみ研究所代表、博士(情報学) 小阪裕司)

「今」を
「考える機会」とする

 イベントや集会が中止・延期、店が営業自粛・休業要請となると、その都度対応を余儀なくされる。弊社でも予定されていたセミナーや会合を急遽ウェビナーやオンライン会議開催に変更して対応してきたが、このような緊急対応はどの業界にも見られる。つまり、こういう状況下では、「緊急の対応」が日常となる。そこでまず重要なことは、こういうなかでも、「対応」に終始することなく、この先へと先手を打つ「考える機会」とすることである。

 例えばオンライン開催だ。すでに報道されているように、多くの業種で、イベントやコンサート、販売会などが、これまで行われていなかったオンライン開催に切り替わってきている。これは大規模な社会実験ともいえるが、今回のような情勢にならなくても行われたことだろうか?

 ここで対応だけに終わってしまうと、騒ぎが収まったとき、すべてを旧に復することになる。これを、考える機会としなければならない。今まで踏み込めなかったものに踏み込んだり、なかなか捨てきれなかったものを捨てたりと、日常を見つめ直す好機となり得る。後々振り返ったときに「あれがあったからあのときこうできた」と自己評価もできるだろう。