――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  新型コロナウイルス危機を受けた失業の第1波は、これまで悲惨な状況だった。第2波もほぼ同程度の痛みを伴う可能性がある。  米労働省が7日公表した新規失業保険申請者件数(5月2日までの週、季節調整済み)は320万件と、前週の380万件から減少した。3月28終了週に過去最多の690万件を記録して以降、申請件数が毎週減少しているのは良いことだ。都市封鎖措置による労働市場への甚大な影響は後退しつつある。