ジョー・バイデン前米副大統領の上院議員時代のオフィススタッフで、1993年に同氏から性的嫌がらせや性的暴行を受けたと告発しているタラ・リードさんは、同氏が大統領選から撤退することを望むと述べた。バイデン氏は先週、疑惑を否定。リードさんはそれ以降では初となるテレビ出演で人気キャスターのメーガン・ケリー氏に対し、「ジョー・バイデン、私もあなたもその場にいたと言いたい。前に進み出て、責任を取ってほしい」と発言。また「その人格からして、あなたは米大統領選に出馬すべきではない」と述べた。ケリー氏は7日、ユーチューブでインタビュー映像を公開した。インスタグラムでも近く公開するとしている。民主党の大統領候補指名が確実視されるバイデン氏は先週、リードさんの主張を初めて自ら否定。米ニュース専門局MSNBCの番組に出演し、「真実ではない。私は断言する。絶対に、絶対に起きていない」とし、文書でも疑惑を否定した。
バイデン氏、大統領選から撤退すべき=性的暴行の告発者
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