ロックダウン(都市封鎖)下の生活では、ぜいたくな玩具も「欲しいモノ」と「必要なモノ」が区別される。このことは、6日発表されたペロトン・インタラクティブとソノスの1-3月期決算に表れた。両社とも、主に在宅利用向けの高額なハイテク消費財を販売しているが、コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)の影響で多くの高額所得者が在宅生活を余儀なくされた1-3月期の業績は、大きく明暗が分かれた。ペロトンの売上高は前年同期比で66%増加し、過去最高の5億2500万ドル(約558億円)。同社の1台2200ドル以上するインターネット接続型のフィットネスバイクやランニングマシンに消費者が飛びついたことが背景だ。1~3月期に新規加入したストリーミングレッスン会員の数も、過去最高の17万4100人に上った。
高額ハイテク商品にも巣ごもり需要、必要性がカギ
ペロトンのフィットネス機器が好調
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