心の変調があれば
ストレスチェックを

 なじみの場所、人、モノを含めて、なじんできた生活環境を奪われることのストレスは非常に大きい。

 在宅勤務のストレスというと、オンライン会議など慣れない仕事のやり方を強いられることのストレスにばかり目が行きがちだ。仕事のやり方が変わるストレス、慣れないやり方をしないといけないことによるストレスも、もちろん非常に大きいはずだ。

 だが、なじみの環境を失うという意味の対象喪失によるストレスもけっして侮れない。

 在宅勤務が長引いている場合、慣れない仕事のやり方によるストレスに、対象喪失によるストレスも加わり、かなりストレスをため込んでいる可能性もある。

 そこで、気分が沈んだり、何もやる気がしなくなったり、家族にきつく当たるなど、この頃の自分はちょっと変かもしれないと思ったらストレス反応についてチェックし、何らかの対処をすべきだろう。

 次の項目について自分があてはまるかどうか、チェックしてみよう。

<心理的反応>
(1)憂うつな気分になることがある
(2)何もかもが嫌になることがある
(3)むなしさを感じることがある
(4)イライラしやすい
(5)気分がスッキリしない
(6)気持ちが落ち着かない
(7)気分の浮き沈みが激しい
(8)何かをする気力が湧かない
(9)頭の中がまとまらない
(10)物事になかなか取りかかれない
<身体的反応>
(1)疲れやすい
(2)疲れがとれにくい
(3)寝つきが悪い
(4)早朝に目が覚めて、その後眠れなくなることがある
(5)息苦しくなることがある
(6)よく喉が渇く
(7)胃の調子が悪い
(8)下痢や便秘をしやすい
(9)食欲がない
(10)肩が凝りやすい

 いくつかあてはまるようなら、ストレスをため込んでいる可能性があるので、注意が必要だ。多くの項目があてはまるようなら、何らかの対処をしていく必要がある。