コロナの影響で休館写真はイメージです Photo:PIXTA

収入や雇用について
不安を感じている人は3割

 厚生労働省は、5月11日、新型コロナウイルスに関してLINEの公式アカウントで実施した4回目の全国調査の結果を発表した。

 調査は、全国のLINEユーザーが対象で、第4回調査では、心配や不安などについて尋ね、約1800万人が回答した。

 それによると、収入や雇用について不安を感じている人が、全体の3割に上った。

 不安を抱いている人が「3割」という数字は、前回の本コラム(2020年5月14日付)『コロナで収入減は国民の約3分の1、政府が本当に救済すべき人々とは』で、家計調査から推計した所得減少者の比率とほぼ一致する。

 不安を感じている人の内訳を見ると、下記のように、外出や営業自粛の影響を大きく受けていると考えられる職種では、比率がかなり高くなっている。