空の旅が新たな時代を迎えようとしている。空港や航空会社は乗員・乗客の検温や発熱者を検出するサーマルカメラの設置を始めている。米国では旅客にマスクの着用が求められている。欧州最大手の格安航空会社(LCC)では乗客が機内でトイレを使用する場合、挙手するよう要請している。欧州の航空大手エールフランスでは、優先搭乗サービスを中止し、通路が混雑しないよう後部座席の乗客から順に機内に案内している。多くの航空会社が機内誌を撤去したり、短距離路線で食事の提供をやめたりしている。機内から降りる際には、さらに時間がかかるようになるかもしれない。乗客が出口に殺到しないよう、客室乗務員が小さなグループごとに降機を案内するようになるだろう。
コロナで一変する空の旅、トイレに挙手制も
ロックダウンが緩和される中、空港や航空会社はさまざまな安全措置を導入
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