写真:マクドナルドのモバイルオーダーアプリ
マクドナルドのモバイルオーダーアプリ Photo:Diamond

大手外食チェーンも取り入れ始めた「モバイルオーダー」。事前に注文から決済までをスマートフォンなどのモバイル端末で行え、注文の列に並ぶことなくスムーズに商品を受け取れる非常に利便性が高いサービスだ。ところが、現状、導入しているのは業界の1割程度にとどまっているとみられる。普及の速度がゆるやかだったモバイルオーダーだが、新型コロナウイルスの影響を受け、多くの飲食店が導入の検討を始めているという。(清談社 ますだポム子)

自分のモバイル端末しか
触らないので、衛生的にも安心

 マクドナルドや吉野家、スターバックスなどの大手外食チェーンも導入を始めた「モバイルオーダー」。その名の通り、スマートフォンなどのモバイル端末で事前に注文から決済までできるため、注文や会計のために行列に並ばなくていいというメリットがある。全国の飲食店の売り上げアップのコンサルティングを行う「飲食店繁盛会」の飲食店コンサルタント・小島軌章氏は、モバイルオーダーには行列解消以外のメリットも多いと話す。

「対面のレジだと、店員や後ろに並んでいる人が気になり、どうしても『急いで注文しなくては…!』と焦ってしまいますよね。モバイルオーダーでは周囲を気にする必要がないので、ゆっくりと注文ができます。複数人で注文する場合は、個別会計がスマートに済ませられるというメリットもあります」(小島氏、以下同)