新型コロナウイルスに直面する飲食店の活路とは?
新型コロナウイルスに直面する飲食店の活路とは?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

新型コロナウイルスの猛威にさらされる飲食業界。苦境にさらされる現状と、それでも生き残るために取るべき具体策を、『飲食業界 成功する店 失敗する店』の著者で、これまで200店舗以上の飲食店の出店・経営改善をコンサルティングしてきた飲食店プロデューサーの重野和稔氏が解説する。

ウイルスの影響と飲食店経営

 連日連夜、新型コロナウイルスの感染に関するニュースが報道されています。全国の小中学校も休校となり、実際に外出するのを控えている方々も多いと思います。旅館やホテル、ライブハウスなど人が集まるところは敬遠されがちですが、そのなかでも特に飲食店は、ほとんどの店舗が悲鳴を上げています。

 ひと口に飲食店といってもいろいろな業態がありますが、私が知っている店舗はおしなべて売り上げの2~3割減は当たり前で、特に2月の末からは売り上げが半分以下に落ちている店舗もあります。

 特に団体客を狙った大店舗の居酒屋業態はキャンセルが相次ぎ、また新規予約も入りません。もともと1~2月は飲食店にとって厳しい時期で、3~4月の歓送迎会シーズンで挽回を狙っている店舗が多いのですが、今回はまさにこの時期にコロナウイルスに襲われました。