米料理宅配サービス会社グラブハブは、欧州を中心に事業展開するオランダの同業ジャスト・イート・テイクアウェー・ドット・コムとの合併に合意した。予想外にウーバー・テクノロジーズに背を向けた形で、業界内では合併を急ぐ動きが広がっている。今回の合併で大西洋をまたにかけた料理宅配サービスの巨人が生まれることになる。需要増にもかかわらず競争が激化しているため、各企業は事業規模拡大を目指している。グラブハブとジャスト・イートは10日、全額株式交換による合併を計画していると述べた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のこれまでの報道が確認された。グラブハブの株主はジャスト・イート株0.6710株を受け取る。