ビデオ会議サービスの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズと中国政府との関係を巡り、新たな疑念が生じている。米人権擁護団体がズーム経由で天安門事件に関するビデオ会議を開催したところ、アカウントが閉鎖されたためだ。  サンフランシスコに拠点を置く人権団体「ヒューマニタリアン・チャイナ(人道主義中国)」は、7日にアカウントにアクセスしようとしたこところ、何の通知や説明もなく閉鎖されていたと明らかにした。同組織のトップ、周鋒鎖氏によると、ネットメディアの米アクシオスがこの問題について報じると、ズームはひそかに10日にアカウントを復活させた。