だから、時間の使い方を変えるしかないのだ。少し考え方を変えるだけで、処理スピードも大幅にアップする。この秘訣について紹介する。

1時間を60分割して考えると
処理スピードが上がる

 まずは、1時間を60分割する方法についてお話しする。

 例えば、メールで「今日中に企画を1本出すように」と指示されたとする。使える時間が1時間くらいしかない場合、取り組む前から「1時間じゃ無理だ」とつい思ってしまうものだ。それは「ざっくり1時間」と考えてしまうから、無理だと感じてしまうのだ。

 そこで1時間を「60分」と変換する。1分が60ピースあるという60分割の考え方がとても重要だ。そう考えれば「初めの10分で大枠を考えて、次の20分で…」と分けて考えられるようになる。これだけでも気分が変わってくる。

 さらに「初めの10分で大枠を考える」も細分化していく。10分ということは「1分間が10ピースある」ということ。10ピースに分けると、「まず3ピース使って紙に現時点のアイデアを書いて、次の5ピースで展開させ、最後の2ピースでまとめよう」などと考えられるようになる。

 1時間を「1時間しかない、どうしよう」と考えるより「60ピースをどう使おう」と考えた方が建設的だ。時間がなくて諦めかけていたことも、できる気持ちになる。

 たったこれだけでやれる仕事は一気に増えるし、仕事の処理スピードも飛躍的にアップする。とにかく目の前の1分間を大切にしてほしい。