米アップルは22日、パソコン(PC)「Mac(マック)」について、今後は内製化チップへと移行していくと発表した。これにより、過去15年にわたり続けてきた半導体大手インテルとの提携は打ち切る。アップルはまた、初のオンライン開催となった今年の世界開発者会議(WWDC)で、同時翻訳アプリや自動車のキーとしての「iPhone(アイフォーン)」使用など、ソフトウエア全般で多岐にわたる新たな試みを披露した。新アプリ「トランスレート」は音声人工知能(AI)「シリ」を使って、スペイン語、英語など11カ国について同時通訳サービスを提供する。対話アプリ「iMessage」についても、会話のピン留めやスレッドなどの新たな機能を加えると明らかにした。