ベトナム,ホーチミン
フレンチコロニアル建築と発展する町のコントラストは興味深い ©iStock

海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、ベトナム・ホーチミンについての情報を紹介します。ベトナム最大の商業都市ホーチミンは、フランス植民地時代に“東洋のパリ”と呼ばれるほど急速に近代都市へと発展を遂げました。現在も市内にはフランス統治時代を彷彿とさせるコロニアル建築が残り、成長するベトナム経済を象徴するような高層ビル群との競演が印象的です。一方ノンラーをかぶった女性が道端で露店を営む姿や、天秤棒を担いだ商人が町を練り歩く姿は、旅人をどこかノスタルジックな気分にさせます。近代的な町並みの中に懐かしい香りが漂う、ホーチミンへ出かけてみましょう。(文/アトール 岡崎心太朗 写真/アトール、iStock)

【はじめに】
 
2020年6月4日現在、観光目的の海外渡航は難しい状況です。『地球の歩き方ニュース&レポート』では、昨今の世界情勢をふまえ観光地情報の発信を抑制してきました。しかし、2020年5月31日で「期間限定の電子書籍読み放題サービス」が終了したこともあり「近い将来に旅したい場所」として、世界の現地観光記事の発信を2020年6月1日以降、開始することにいたしました。
 世界各地のまだ行ったことのない、あるいは再び訪れたい旅先の詳しい情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス禍収束後は、ぜひ旅にお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを、心より願っています。

ホーチミンについて

●ホーチミンの概要
 ベトナム南部の中心地ホーチミンは、首都ハノイをしのぐ最大の商業都市。東京都よりひと回り小さい市内に約798万2000人の人口を抱え、その数は年々増加傾向にあります。ベトナムの年齢中央値は32.5歳と、日本の48.4歳と比べても格段に若く、町なかですれ違うのは若者ばかり。