
海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』が、アジアを旅するなら絶対に食べたい、麺料理の代表をピックアップ! ひと口に麺といっても、小麦麺から米粉麺、ビーフンまでさまざま。値段も安く、ランチや朝食にぴったりです。(文/グルーポ・ピコ 写真/iStock)
冷麺(ネンミョン/レンミョン)/韓国

朝鮮半島にルーツがある麺料理。そば粉をメインに、デンプンや小麦粉をつなぎとして加え、穴の空いたシリンダー状の容器を使い押し出して作ります。あの独特のコシは、麺をこねる時に熱湯を使い、その熱でデンプンが固まるためだとか。
茹でた麺を冷水で締めるため冷麺と呼ばれますが、平壌式のムルレンミョン(水冷麺)とコチュジャンなどのタレや具材を混ぜて食べるビビンミョンに大別されます。日本だと焼肉の〆として人気ですが、本場韓国では専門店もあるほど一般的です。
