見方を変えてみる重要性
出口:子どもは親をマネするので、親と子どもが一緒に取り組むのが一番お子さんのためになると思います。
みなさんの子ども時代を振り返ってみても、親がやらないのに「あれやれ、これやれ」といわれたら、「お父さん、お母さん、ずるいなあ」と思ったのではありませんか。
まずは、お父さんお母さんが自らやってみるのがなにより大事。
それを見たら、子どもは自然にやるようになります。
でも、お話を伺っていると、小さい頃からたくさん本を読まれているようですから、まったく心配する必要はありません。
「短い文章しか書かない」というのは見方を変えれば、「要約力が素晴らしい」とも考えられますから、きっと立派な社会人になると思います。
これから、何でも「A4サイズ1枚」にまとめる天才になるかもしれませんよ(笑)。
男性:ありがとうございます。勇気づけられました。
続きは次回にしましょう。
過去の僕の『哲学と宗教全史』全連載は「連載バックナンバー」にありますので、ぜひご覧いただき、楽しんでいただけたらと思います。