ドナルド・トランプ米大統領は23日、激戦州の一つであるアリゾナ州を訪問した。メキシコとの国境の壁の建設現場を視察したほか、フェニックスでは大規模な教会に詰めかけた保守派の若者らの前で演説し、過激な発言を繰り返した。トランプ氏は「過激な左派は、われわれの歴史を憎んでいる」と述べ、法と秩序について触れた21日のオクラホマ州タルサでの演説内容を踏襲。「彼らはわれわれの価値観を憎み、米国民が重視する全てのものを憎んでいる」と続けた。サンルイスの壁建設現場では、前回の選挙戦の公約を果たしていると主張。だが国内の問題に注目を集めようとしているように見え、歴史的な銅像や記念碑を破壊しようとする人々を厳しく取り締まるとし、「彼らや抗議者ではなく扇動者だ」と述べた。
トランプ氏遊説、抗議行動や郵便投票を批判
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