スターバックス
ブランディングは、ルールや流れさえ理解してしまえば、難しいものではない Photo:Diamond

全般的に商品のグレードが高くなり、品質の「差」がわかりにくくなった現代。そんな時代に売上を伸ばすカギとなるのが「ブランディング」です。中身は他社と同じでも、「ブランディング」で商品価値の伝え方を工夫したところ、売上が何倍も伸び、販売単価も上がったという事例は実際にいくつもあります。そこで前回に続き、これまでイオンやマツモトキヨシなど数々のPB(プライベートブランド)を立ち上げ、成功に導いてきたブランドコンサルタント・乙幡満男氏の著書『プランディングが9割』(青春出版社)から、ブランディングを進めるための基本的な考え方を紹介します。

ブランディング活動の基本は「現実」から「理想」へ

 時々、「海外で成功している企業はブランドが強いと言うけど、アップルやスターバックスのようなことをできるはずがない」とか、「ブランディングなんてコスト的にも、人材の面でも、自分たちには難しい。関係ないよ」といった言葉を耳にすることがあります。

 そんな風に思われた方も安心してください。ブランディングは、ルールや流れさえ理解してしまえば、難しいものではありません。コストを抑えることもできます。ブランディングにおいて大事なのは、シンプルに、極力、基本に忠実に行うことです。

 状況により思い通りにいかないことも出てきますが、可能な限りブランディングのルールや流れ通りに行うことを心がけてください。成功する確率がぐんと上がります。戦う市場を決め、目的を定め、ターゲットとするお客さんに、様々なタッチポイント(顧客との接点)を通じて、最高の価値を届けていきましょう。