ロシアで1日、憲法改正の是非を問う国民投票が最終日を迎えた。改憲が実現すれば、大統領経験者の任期制限がリセットされ、ウラジーミル・プーチン氏が2036年まで大統領を続投する可能性がある。1991年に旧ソビエト連邦が崩壊しロシア連邦が成立して以来で最も抜本的な改憲案は、大差で可決する見通しだ。全ロシア世論調査センター(VCIOM)によると、計7日間の投票期間の当初4日間で、改憲への賛成票は76%、反対票は23.6%。ロシア中央選挙委員会によれば、モスクワ時間1日午前11時時点の投票率は56.37%だった。暫定的な結果は1日夜の投票終了後間もなく発表される見通し。正式な集計結果は週明け6日に発表予定となっている。