目を合わせるのは0.5秒でOK

 目はどこかを見ながら言葉だけで「おはようございます」や「こんにちは」と言われてもうれしくないですよね。それじゃあコミュニケーションになるわけがない。

 だからアイコンタクトは、笑顔になくてはならないというよりも、コミュニケーションに欠かせない重要なものなんです。

 素直な笑顔の心を伝えるために欠かせない技術です。

 アイコンタクトというと、なかには、相手の目を見ると「ガンつけてる」と思われるんじゃないかとか、あまりジーッと見たら失礼なんじゃないかと思い込んでいる人もいるのですが、僕の言うアイコンタクトは、ほんの0.5秒、相手の目を見て笑顔の心を伝えようという意味です。

 なぜならば、相手の目をきちんと見ながらじゃないと「笑顔」とは言わないからです。アイコンタクトなき笑顔はただの笑いです。

 ひと昔前、外国では日本人の笑顔は「曖昧な笑い」と言われ、不評を買っていました。言葉もあまり話せないうえに相手の目を見ないでただニコニコしていたからでしょう。もうそろそろ、アイコンタクト下手を克服したいものです。