会社のドロドロ、社員のドロドロ、
社長自身のドロドロも一気に解決!
――担当編集者も小山社長やダントツ社長たちと露天風呂に入って裸の本音トークをしたそうですね。単行本ひとすじの編集者もこの道22年で著者と風呂に入ったのは初めてとか(笑)。
小山:それは貴重な体験でしたね。私もたくさんの書籍をつくってきましたが、編集者と社長たちと露天風呂につかったのは初めてです(取材時はコロナショック前)。
しかし、この記事を読んでいる方々は、こう思いますよね? このご時世、2泊3日で「165万円」も払うヤツなんて、いるわけないでしょうと。
――おっしゃるとおりです。私も数多く経営者を取材してきましたが、「2泊3日で165万円」なんて聞いたことがありません。
小山:なぜ、多忙な社長たちが、わざわざロマンスカーに乗って箱根まで、これだけの大金を払ってでも参加するのか。
それは、「プレミアム合宿」に参加すると、「誰にも相談できなかった会社のドロドロ、社員のドロドロ、社長自身のドロドロ」が解決できる。みんな、社内不倫・借金地獄・内容証明・新卒辞職・値上交渉・倒産危機・クレーマー・事業承継など、人にはいえない深い悩みを抱えているものです。しかし、社長は孤独。一人でもがいている。社長には先生がいない。だからこそ、解決できる人を求める。だが、そんな人はなかなかいないんです。
それが骨身にしみてわかっているから、社長たちは口々に、「165万円は安かった」というのです。
――「165万円が安い?」そんなことはないでしょう!
小山:誤解してほしくないのは、私がこの金額を無理やり押しつけたわけではないことです。
当初は3泊4日15人限定、年2回開催でした。しかし、あるとき、プレミアム合宿に参加したある社長が「プレミアム合宿は3泊4日ではなく、2泊3日でも十分に価値がある」とわが社の社員に漏らしたのです。それを聞いた私は、お客様の声を尊重し、お客様満足を追求した結果、お客様にもご納得いただいたうえで、この日数、この金額になったのです。
――それが信じられません! ただプレミアム合宿に参加したダントツ社長たちは目を輝かせながら、「165万円は安い!」「私は今回が4回目の参加になるが、毎回、違う気づきをもらえる」と満足度が高いようですね。そんな社長ほど業績右肩上がりで人柄もいいとか。参加者の中には2020年3月19日に東証マザーズに上場した株式会社関通の達城久裕社長もいるそうですね。
小山:達城社長は、私が指導する750社超の中でも群を抜いていますね。
――小山社長が唯一無二だと思うのは、現場・現物・現実を重視する「現役社長」であり、自社を18年連続増収に導きながら、指導企業の5社に1社は過去最高益、倒産企業ゼロという実績だと思います。なぜこんな離れ業が可能なのでしょうか。
小山:それは、人にはいえない、圧倒的な失敗体験の「数」が圧倒的に違うからです。
この本では、業種の違うダントツ社長がなぜ業績絶好調なのか。「ダントツ社長の告白」として紹介していますが、これから、この連載でも少しずつ紹介してこうと思いますから毎回読んでください。
私の指導は極めて具体的で、他の経営コンサルタントから「型破り」といわれています。一般的なコンサルタントの指導は、理論先行で実践がともなっていないことが多い。コンサルタント自身、社長業をやったことがない人がほとんどだからです。
私の指導が他のコンサルタントと決定的に違うのは、18年連続増収の実践ノウハウを武器に、売上や利益アップなどのアドバイスだけでなく、労務や人間関係のドロドロまで一挙に解決してしまうからかもしれません。
――それがすごいですよね。“ドロドロ”ってどんなことでしょう? 全国津々浦々のダントツ社長は、どん悩みを相談されるのですか?