コロナで収入激減の40代夫婦が選んだ「生命保険解約」という危うい奇策
40代夫婦が支出削減のために考え付いた方法とは…? Photo:PIXTA

 コロナ禍に、家計や将来の資産形成について考えた方も多いと思います。私たちの元にも、「現状を把握したうえで、自分なりのお金の使い方や管理をしたい」と考え、今後来るかもしれないコロナのようなリスクに備えて「家計の強化」と「投資」についてのご相談に来られる方が多かったです。

 ご相談者の中には、「収入が減った」または「今後減る見込みである」という方や、「休業要請などで経営が行き詰まり、これから先の暮らしに不安を持っている」といった方もいらっしゃいました。貯金頼りの生活になっている、今は何とかできていても先の見通しが立たないといった不安も多く聞かれ、新型コロナウイルスは生命だけではなく、家計や暮らしの状況にも多大な打撃を与えていることを強く実感しました。

 収入が減少した際、生活を維持するためにまず考えるのが、「支出の削減」です。しかし、この支出削減を考える際、注意深く判断しなければならないポイントがあります。それは固定費の一つである生命保険を解約し、支出減につなげようとすることです。

 そもそも、契約している保険に不要もしくは過剰な保障があれば、見直しを行う効果はあります。ですが、過度に保障を減らしすぎて、保険本来の役割が失われてしまうことが心配されるケースもあります。生命保険会社も支払期限の延長などですぐに解約などを考えなくてもよいよう対応しているので、慎重な判断が必要です。