高級皮革製品・アクセサリーの「コーチ」や「ケイト・スペード」を傘下に持つ米タペストリーのジャイド・ザイトリン最高経営責任者(CEO)は、自身の行動を取締役会に調査される中で辞任したことが関係者の話で明らかになった。タペストリーは、ザイトリン氏が21日に一身上の都合で辞任したと発表した。CEO在職期間は1年足らずだった。関係者らによると、取締役会は少なくとも1人の女性が提起したザイトリン氏の疑惑を調査させるため、法律事務所フライド・フランク・ハリス・シュライバー・アンド・ジェイコブソンを雇った。この女性は、ザイトリン氏が10年以上前に偽名を使い、カメラマンを装って恋愛関係を誘いかけたと主張している。
タペストリーCEO、辞任前に取締役会が調査開始
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