機内でCAを呼ぶときに使うコールボタン。ファーストクラスではコールボタンの音が鳴ることがとても少ないのが特徴(写真はイメージです) Photo:PIXTA

外出自粛に在宅ワーク…人との距離が遠くなっている昨今ですが、そんな時こそ心を込めた「気くばり」ができる人は、仕事も人間関係もうまくいきます。実際、飛行機でファーストクラスを利用するような“超一流”たちは、ちょっとした会話やふるまいに細やかな「気くばり」がちりばめられていると元CAの清水裕美子さんはいいます。そこで前回に続き今回も、CAメディア代表取締役・清水さんの新刊『ファーストクラスCAの心をつかんだ マナーを超えた「気くばり」』(青春出版社)から、“超一流”の機内での過ごし方や、“仕事ができるCA”が心がけているコツを紹介します。

“超一流”がコールボタンを押さない理由とは

 機内でCAを呼ぶときに使うコールボタン。ファーストクラスではコールボタンの音が鳴ることがとても少ないのが特徴です。CAが挨拶に伺ったときや、何かを渡しに行ったときなど“ついで”に頼んでくださることがほとんどだからです。

 なかには、「必要なときにはコールボタンで呼ぶから、それ以外は気にしなくて大丈夫ですよ」と気をつかってくださるお客様もいらっしゃいますが、そのような場合もたびたびコールボタンで呼ばれるのではなく、一度にまとめて伝えてくださいます。

 超一流の方は、気まぐれではなく計画性を持って過ごされているからこそ、一度にまとめて頼んだり、「○時になったらお食事をお願いします」というように先のことを前もって伝えることができるともいえます。