アップルは30日、1対4の株式分割を実施すると発表した。分割はかつて、株価が100ドルを超えた大半の企業にとって当たり前に近かったが、SP500種指数構成企業の分割は2000年のITバブル崩壊後に目立たなくなった。ダウ工業株30種平均構成企業の間ではさらに珍しい。アップルは両方の構成企業だ。  ある大口投資家は今回の動きを歓迎し、年初来31%高のアップル株がさらに上伸すると予想した。分割は「アップルが力強く暦年を終える態勢を整える」のに役立つと、シノバス・トラストのシニアポートフォリオマネジャー、ダニエル・モーガン氏は述べている。  今回のニュースは受けがよかったようだ。