夫とネコ3匹と暮らす1ベッドルームのマンションで長らく在宅勤務をしていたシンディー・ローさんは、先月オフィスに戻るのがうれしかった。だが、自身を出迎える不気味な光景に対する準備はできていなかった。マンハッタンのミッドタウンにある彼女のオフィスでは、40人のスタッフ全員が3月のある木曜日の午後にオフィスを離れた。翌日も出社すると思いながら。4カ月後、ローさんはオフィスに戻った最初の従業員になった。テーブルにはティーバッグが入ったままのマグカップ、会議室には開いたノート、キッチンにはお皿が残されていた。ローさんは「まるで『トワイライト・ゾーン』だった。何かをしていた人たちが突然エイリアンに消されたみたい」と話している。
マンハッタンのオフィス再開、されど人は戻らず
誰もいない不気味さはまるで「トワイライト・ゾーン」との声も
有料会員限定
あなたにおすすめ