亀裂が入った日米同盟を
過去最高に強固なものに

 鳩山総理の「最低でも県外」という悪魔の発言から大きく亀裂が入ってしまった我が国の外交の基軸である日米同盟も、平和安全法制の整備などを推進するなど総理の献身的なご尽力のお陰で、過去最高に強固なものとなりました。

 国政の役割として挙げられる最も大きなものは「マクロ経済」と「外交・国防」に他なりません。それを果たして来られただけで一国の総理としてのご実績は十分だと私は考えております。

 現に、総理が辞意表明をされた瞬間にマーケットは反応し日経平均株価は急下降しました。これは世界が安倍総理を評価していたことの証左であり、安定政権は国家の安定だということを証明しているといえるでしょう。

 歴代最長の政権を維持していたことの偉大さと価値はこれからの歴史が我々に示してくれることでしょう。アメリカ歴代の大統領は近年、多くのケースで2期8年間です。それに比べて安倍総理の7年8か月が日本では最長というのは、如何にこれまで日本が内輪もめをしていて、政治が安定していなかったのだろうと考えさせられます。

 拉致問題、日ロ平和条約、憲法改正など未だ解決、実現に至らなかった諸問題もありますが、特に北朝鮮とロシアの問題は相手のあることですから、なかなか時間も労力もかかるものです。しかし、確実に前進はしたのできっと次のリーダーが解決してくれることと思います。とはいえ、正直ここまでの長期政権と議席数を占めているこの状況下で達成できなかったことを、この次に続くリーダーたちが成し遂げられるかというと、それは甚だ疑問です。